勃起不全を改善するED治療薬

勃起不全は、男性性機能障害の一種で、陰茎の勃起の発現もしくは維持する事が出来ないために、性交が行えない状態や満足のいく性交を得られない状態の事です。精神的な理由から発症するケースもあれば、高血圧や糖尿病等の他の症状が原因の場合もあり、多様な理由が考えられます。これらの様々な原因の勃起不全に対して、改善効果を発揮するのがED治療薬です。

ED治療薬という言葉は、アメリカでバイアグラが開発されて以降、一般的に用いられるようになっています。本来は狭心症の治療薬として開発されたもので、特定の酵素の活性を阻害する事を目的としています。しかし、これにより陰茎周辺部のNO作動性神経に作用するので、血管が拡張する事により血流量が増加して勃起する事になります。このED治療薬は極めて局所的に作用するのが特徴で、原因を酔わず効果を発揮します。

ただし、精力の増強等の効果はないので、何もない時に作用する事はありません。つまり、勃起不全を改善するためには性的なリビドーを必要とするという事であり、機械的に反応させるという内容ではありません。また、性的な気分を高揚させたり満足感を高める様な効果もありません。

ED治療薬が開発される以前においては、オットセイや高麗人参等、自然由来の成分から製造した精力剤が効果的と考えられていました。これらは、即効性は十分ではありませんが、健康自体を増強させるために有効であり、副作用が起きる危険がないという事も魅力です。これに対して、バイアグラ等のED治療薬は、血圧を低くする等の副作用がある上に、効果を蓄積させる事は出来ません。この為に、使用上の注意をよく認識した上で適切な利用を心がけなくてはなりません。